制作の現場から

サイクリングで「大自然の中を駆け抜ける爽快感」や「湖畔に吹く気持ちの良い風」、「走る時に感じる風」を感じながら、日本文化を随所で体験できる。

本格的なサイクリングを楽しみながら、そんな素敵な旅を楽しむことができる場所、秋田県仙北市、大仙市、美郷町(以下、秋田県3市町)。

今回はそんな秋田県3市町様のインバウンド向け映像制作を担当させていただきました。

ヒルクライムの空撮(仙北市・ドローン映像より)

今回の映像は、オーストラリアと台湾で開催される旅行博および、WEB展開の用途向けに制作されました。

山の頂上にうっすらと雪の積もった10月末、秋田県3市町様主催のファンライドイベントにて、ロケを実施。

イベントに招請されたのは、オーストラリアと台湾のプロサイクリスト、ブロガー、インフルエンサーたち、計12名。案内役を先頭に、ロードバイク、クロスバイクで2日間、計約100kmの道のりを走破しました。

広域農道での併走空撮(美郷町・ドローン映像より)

例年の天候が雨で関係者には不安の残る中、イベントは田沢湖駅(仙北市)からスタート。青く輝く田沢湖(仙北市)を通過し、大台スキー場(大仙市)や、松・杉並木(美郷町)など、秋田県3市町の豊かな自然を感じながら、2日間かけて最終目的地の角館武家屋敷(仙北市)を目指しました。途中、雨による中断もありましたが無事2日間のイベントは終了。

サイクリングの「走る」気持ち良さを伝える映像にするため、並走撮影、インラインスケートを使用した追いかけ撮影などで「臨場感」「動き」を演出いたしました。

また、インバウンド向け映像としての役割を果たすため、ドローン(空撮)やハイパーラプスによる「秋田の雄大な自然」や、「日本らしさ」も随所に入れ込んだ構成といたしました。

ドローンオペーレーションの様子

大自然の中で、様々なポイントを周り、ワンショットで抑えていくのは非常に大変でしたが、イベントならではの臨場感やライブ感もあり、とても充実した撮影となりました。

 

公開された映像がこちらです。

 

制作概要

2分50秒(170秒)
解像度 4K60p
使用用途 WEB向け広告(4K)、展覧会大型サイネージ向け
使用機材 FS5、α7sⅡ、各種レンズ、Phantom4plus(ドローン)
GoPro HERO6(アクションカメラ)、RONIN S(ジンバル)、三脚
編集ソフト Final Cut Pro

ロケ概要

ロケハン日数 3日間(事前撮影含む)
ロケ日数 4日間(うち撮影は2日間)
制作チーム構成 プロデューサー:1名
アシスタントプロデューサー・制作進行・サブディレクター:1名
ディレクター:1名